ドキドキが止まらない・・・

あついっすね~。
暑いし、仕事は終わらねえし、疲れだけがたまっていく・・・。
先日も、職場のボスが、「これが、オレのすべてです!(受け取ってください)」って、薔薇の花束でも贈る感じで仕事の束を置いていきやがったよ。てめ~!
・・・ああ、遊びたい~!せっかく「流」の文庫本が出たのにまだ買いに行けてないんだよ~!私の夏休みや~い!


さて、毎日新聞新連載に際しての女王様のインタビューを読んだのですが、
『作者や読者とともに年を重ねて合田も57歳になった。「彼はいま警察大学校の教授です。刑事としてではなく、1人の男として事件に向き合わせたかった」ため、たまたま警察大学校がある武蔵野の町が舞台になったそうだが、くしくも作者にとっては大学時代を過ごした「地元」。』
・・・・
もう、ここだけで、ドキドキします。
刑事ではないのか・・・。でも、57歳ですからね、「冷血」の時だって現場は部下たちに任せて、報告を受ける立場でしたから、あのまま出世したとしても組織内のゴタゴタに巻き込まれるだけで、事件と直接向き合うことは出来なかったでしょうね。
(・・・組織内のゴタゴタ・・・「小さな巨人」を思い出してしまうんですが、間違っても、「よし、200%の覚悟があるとはよく言った。知ってはいると思うが、200という数字は100の2倍だぞ? 分かっているか?」なんてセリフ、合田さんには言えないだろうな。笑っちゃって(笑)。良くも悪くも、熱血は似合わない。暗い情熱はあるけれど。私のイメージの合田さんは、そういう人。)
ので、警察大学校の教授、それはそれで、アリだな。
で、警察大学校というのは、上級幹部を養成する警察庁の学校組織だそうで、生徒はエリートばっかりのようです。「警部」試験に合格した全国の警察官もここで研修を受けるらしく、てことは、昇進試験を受けて警部になった時、合田さんも研修受けたんだな。
ググったら、この研修(警部任用科)の卒業試験が終えると修学旅行があって、いくつかのグループを作り、それぞれ全国各地を旅行する、という記事を見つけたんですが、なんだか面白いですね。6日間の旅行のうち2日間は団体行動、あとの4日間は個人行動。でも、最終日には、夜10時までには警大に帰らなければならないため、中には遅刻して教官から大目玉を食らう者もいたとのこと。へぇ。記事には、「当時」と書かれていたんですが、いつ頃の話なんだろう?今もそうなのかな?
警察大学校にはいろんな部署があるので、どんな教授っぷりなのか、まだ想像できませんが、若い未熟な警察官の卵に教えるわけではないので、淡々としてそうだなあ。
まあ、なんであれ、刑事のときより時間が取れるだろうから、元義兄との逢引は増えそう♡
ただね、引っかかっているのが、「1人の男として事件に向き合わせたかった」という記述。
「1人の人間として」なら、こんなに気持ちがざわざわしないんですが・・・。
タイトルも「我らが少女A」だしね・・・。
季節が夏から始まったらどうしよう?「照柿」の悪夢ふたたび?「気が狂いそうだ、と思う。」のあの夏・・・。(相手が「少女」だとは思いませんが、過去の事件が絡むそうなので、かつて「少女」だったそれなりの年齢の女性がかかわってくるというのは考えられる。)
いやいや、合田さん、57歳だし!はっはっは!大丈夫さあ。もう「彼氏」はいるんだから、今更「彼女」はいらないさあ!はっはっは!
でも、我がことのように考えるからこその「我らが~」というタイトルなのだそうで・・・「少女」にどこまで入り込んでしまうのだろう?「太陽を曳く馬」みたいな感じだったら、ちょっとコワい気がする(笑)。「カワイイ、アナタ」ってのもあったな。あードキドキする!!
もう、気が狂いそうなのは、こっちですよ。はぁ・・・。
始まる前から、何をアホなこと想像してんのじゃ!って思われるかも知れないけど、ほら、どんな爆弾が落ちてくるかわからないじゃん?なので、それに備えて、チキンなハートを強固な壁で守ってるんです。ダメージが少なくて済むように。
もちろん、安全だとわかれば即解除しますよ(笑)。
でも。
もしも、合田さんと加納さんが、私の期待している人生を歩んでなくても、(私の)愛がなくなることはないわ。
きっと、ふたりは、女王様に隠れて愛を育んでいるに違いないし。(こら!)
そう信じて、強く生きていこう・・・!

ちなみにウチは毎日新聞じゃないので、帰り道に、足を延ばして図書館行って、まとめ読みする予定です。
がんばろう~!



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おお!

たぶん、タカムラーなら誰でも知ってるサイト様(内のツイッター)で仕入れた情報なのですが、なんと、毎日新聞で高村薫の連載が始まるとのこと。

マジですか?

うわぁ!って叫んでごろごろ転がりそうになっちゃった!
嬉しい!怖い!心臓がバクバクする!
2017年現在、舞台は武蔵野。57歳の合田さん、いったいどうなっているのだろう。加納さんは?
…まさか、結婚したり死んでたりしないだろうな。
女王様が、どんな爆弾を投下なさるのか、びくびくしながらも、期待で胸をふるわせております。

この複雑な気持ち、タカムラーの皆さんなら分かりますよね。
ということで、気持ちを抑えきれず参上つかまつりました(笑)。



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インパール。緑の地獄。

朝ドラ見てますか?ひよっこ、すんごく好きです。
先週のBIEATLESとムネオも良かったなあ。
・・・ん?ビートルズ?「I」が余分じゃない?って思った方、これで良いんです。アイがあふれてるんです(笑)。
「笑って生きることに決めた」
そう語るムネオさんはインパール作戦の生き残りです。
夢にまで見る過酷な戦争体験、斥候に出された時に自分と同じ年頃の敵兵とばったり出くわした事、(互いに)銃を撃たず命拾いした事・・・そんなこんなで、「俺は生きてっとぉ!お前も生きてっかぁ!」って叫ぶムネオさんが、とても愛おしかった。
ダンナさんも、「子供のころ傷痍軍人さんを見たことがある。ましてや、(ひよっこの頃は)戦争が終わって、まだ20年だもんな・・・。」って感慨深げに話していましたけど、それにしても、その戦争の話を聞く若者たちの顔は、まさに『戦争を知らない子供たち』で、実際に体験した者とそうでない者たちとの差というのは1966年当時でも、きっと大きかったのでしょうね。

さて、インパール作戦。
私、船戸与一の「満州国演義」を読んでいたので知ってました。今回の記事のタイトルは8巻目のオビに書かれていた文言から。
本当に、「地獄」と呼ぶに相応しいんですよ。戦闘が激しかったとかいうんじゃなくて、飢えや赤痢で兵士達は死んでいきます。動けなくなったら蛆がわく。死体はすぐに骨だけになる。だから彼らの撤退路は「白骨街道」と呼ばれる。
なぜそんなことになったかというと、トップが大バカ者だったからとしか言いようがありません。
食糧も弾薬も充分ではないのに作戦を遂行せよと号令をかける。精神論を振りかざし、撤退を許さない。けれど補給はない(出来ない)。普通に考えたら無理な作戦です。実際に反対の声は多かった。けれど、強引に推し進めたのは牟田口司令官。小説では登場人物の一人にこんなことを言わせています。
「牟田口はいわば小型東条英機と言っていい。やたらと精神論を振りまわすだけで、近代戦の何たるかがわかっていない。盧溝橋事件やマレー進攻の際の自慢話に終始し、じぶんには天佑神助があると法螺を吹く。反対意見には耳も貸さず、理を唱えようとする参謀はすぐに更迭してしまう。(略)昇進欲や権勢欲の亡者でしかない。」
Wikiったら、幹部将校たちに対する牟田口の訓示を見つけたのですが、
「これが皇軍か。皇軍は食う物がなくても戦いをしなければならないのだ。兵器がない、やれ弾丸がない、食う物がないなどは戦いを放棄する理由にならぬ。弾丸がなかったら銃剣があるじゃないか。銃剣がなくなれば、腕でいくんじゃ。腕もなくなったら足で蹴れ。足もやられたら口で噛みついて行け。日本男子には大和魂があるということを忘れちゃいかん。日本は神州である。神々が守って下さる…」
強烈でしょ?なんなんだ、この根拠なきファンタジーは。怒りを通り越して情けなくなってきました。兵士達はこの男に殺されたようなものです。
東条英機も、「戦争とは畢竟、意思と意思の戦いであり、大和民族の尽忠報国の精神力は万邦無比であるゆえ、英米に敗北するわけがない」なんて語るような男ですからね、気が合うんだろうな。
もちろん、作戦は悲惨な結果に終わります。
敵のイギリスは投降を呼びかけるビラをまき、食料を投下する。それを飢えた日本兵たちが奪い合う。
ついには、第三十一師団長佐藤中将が補給困難を理由に命令に背き撤退します。抗命罪及び敵前逃亡罪。軍法会議にかけられたら間違いなく死刑です。それでも撤退したのは、劣悪な作戦を敢行し、軍隊にまともな戦闘もさせずに飢えやマラリアで斃死させた牟田口司令官の責任を軍法会議で問いたかったからなのでしょう。けれど、結局、軍法会議は開かれることはなく佐藤中将は心神耗弱の状態にあったということで片付けられました。都合の悪いことは、つまびらかにしない。現代でもよく見られる光景ですよね。きっと、見たくないことから目をそらし、戦争をきちんと総括せず、反省もしないから、何度でも繰り返すのでしょう。
結局、牟田口はA級戦犯容疑で逮捕されるも、のちに釈放され77歳で没しています。晩年、「あれは部下が無能だった」と自己弁護していたそうですから、本当に亡くなった兵士達は報われませんよね。
こういう事実を知ってしまうと、国の言うことにホイホイついて行くことが怖くなります。自民党は緊急事態条項を憲法に加え、非常時に政府の権限を強化する、なんてことも草案に盛り込んでますが、命を預けていい人たちなのかどうかということを本気で考えなければいけないんじゃないかと思います。価値観の近い者だけを身近に置き、お友達を優遇する。この国は彼らだけのものではない。

では、どういう人なら信頼できるのか。
この前、都議選の時に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」とおっしゃった方がいましたね。
そのニュースを見ながら思い出したのは、オルテガの言葉です。
「弱い敵とも共存できることが、市民の条件」
どこに書いてあったっけ?と本棚をひっくり返して見つけたのは、内田樹さんの「疲れすぎて眠れぬ夜のために」という本の「公人と私人」の項の中でした。
「『強い敵』とは誰だって、しかたなしに共存します。共存するしか打つ手がないんだから。
でも『弱い敵』はその気になれば迫害することだって、排除することだって、絶滅させることだってできる。それをあえてしないで、共存し、その『弱い敵』の立場をも代表して、市民社会の利益について考えることのできる人間、それを『市民』と呼ぶ、とオルテガは言っているのです。」
内田さんは、これが「公」の概念の正しい意味だと思う、と言っています。
この本は10年くらい前に読んだんですが、それまで自分の中にそういう考えはなかったので、このオルテガの言葉には衝撃を受けました。もちろん、公の場における他者へのマナーや振る舞い、常識やルールといったものは意識していましたけれど、なんというか、理性の光で目の前が照らされた感じでした。
「公人と私人」について、内田さんは、反対者や敵対者を含めて集団を代表するということが「公人」の仕事であって、自分の支持者たちだけを代表する人間は、どんなに大きな集団を率いていても「私人」であると書いているのですが、心から納得しますよね。
この人は「公人」だな、と認めることのできる政治家がいたら、私は支持したいと思うのですが・・・。(本来、「公人」であるべきポジションにいる人たちが、「公人」とは思えぬことばかりやっているように思います。)
さて、「公人」は、どこにいる?



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優しい手 2 (おまけ)

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m(__)m

まずは、前記事にポチっと拍手をありがとうございましたm(__)m。
続けてきて良かった~と、心が和みました。とても嬉しいです。
さらに、青子様、hiyu様、コメントをありがとうございました。
私も御二方のブログの愛読者ですので、更新を楽しみにおじゃまさせていただきますね~!えっへっへ♡
それにね、どんな記事でも読ませていただくと、なんだか元気をいただいたような気になります。
本当に、いつもいつもありがとうございます。
それにしても、このところの暑さには本当にまいりますよね。湿気が辛い。おまけに台風まで・・・(青子さん!大丈夫でしたかー?)。
私も、「暑さに負けずに頑張ろう!」なんて言う元気は残っていないんですが、急がず慌てずのんびりと、お互いに無理なく書き続けられたら良いですよね。


さて、先日のことですが、日経日曜版に、「ダンカン・クイン」の記事が載ってました。
ダンカン・クイン氏が始めたオーダーメイドスーツの専門店で、ニューヨークのマンハッタンにあります。
コンセプトは、「貴族的はみ出し者」。
イメージは、ジェームズ・ボンドのように品がありながら冒険心に富む紳士なのだそうですが、記事を読んでいくと、「ポケットの位置はもちろんフラップの形にもこだわり、カラフルな裏地、スニーカーとも合わせる着こなしは遊び心にあふれる。」
・・・思わず二度見、いや二度読みです。『スニーカーとも合わせる着こなし』・・・合田さん!!!
ちなみにクイン氏、ファッション業界の出身ではなく、もともと弁護士さんですって。へぇ~。
ただ、白いシューズをはいたクイン氏の写真も載っていたのですが、いかにも「遊び心」という感じで、これは合田さんじゃないな(笑)。
「自分だけの服」を求める起業家や投資家セレブ、著名クリエーター等の顧客が数百人いるそうで、「時代を超越したクラシックなスタイルでありながら、ロックンロールのテイストもある」のが魅力なんだそうです。スーツの値段は1着100万弱くらい・・・。別世界の話ですな(笑)。
それはともかく、スーツにスニーカーはアリなの?どうなの?と悶々としていたアナタ!結果としておしゃれ上級者と同じことをしていたってことで、「アリ」で(笑)。
まあ、おしゃれに疎い私には、おしゃれというものがよく分かんないんですけど、照れがあると見てる方も恥ずかしくなるし、見栄があると卑しく見える。好きなものを好きなように自然体で着るのが一番なのでしょうね。でも、時には、場に合わせて背伸びしたり、イメチェンしてみたりするのも、その勇気や良し!って感じで微笑ましく思います。
合田さんも、中間管理職になってから部下のことも考えて気を遣うようになったけど(笑)、「必要」で身につけていたところが、心身ともに清潔な感じがします。他人から何と思われようとスタイルを変えないところが頑固な印象で、本当に若いころは尖ってたよなあ・・・(遠い目)。
「冷血」の合田さんは丸くなった印象があるのですが、まあでも、歳とって丸くなるのは、順当と言えば順当。
「丸くなった」といえば、この前、甲斐さんが船越さんの番組に出た時にそういう話題になって、甲斐さんも「丸くなりましたね~」なんて話されていたのですが、でも、「若いときは角がある。角があるから丸くなる。角もないのに最初から丸いって言うなよ、っていうのはありますよね。」という物言いが、既に丸くないって思ったのは私だけでしょうか(笑)?「若いときは、角しかないというイメージ」と船越さんに言われて、ご自分でも認めてらっしゃいましたけど、甲斐さんの「角」って、「昔、やんちゃでした」と語るような輩とは全く違っていて、求道者のようなストイックな激しさがあったように感じます。私も、そういうものに、ものすごく惹きつけられました。
今はいくぶん和らいでいますが、でも、昔は良かった、というものでもないんですよね。いろいろあって角が取れたというのもあるでしょうが、自分で磨いて尖ったものを滑らかにしていったという過程もきっとあるはずで、それが人間の深みというか、品のようなものになっているように思えるからです。
だから、歳相応に「丸くなる」というのは、小さくまとまることでもないし、諦めたり枯れたりすることでもないと思います。
さて、合田さんも、私も、あなたも、尖った角の、何を削って(あるいは何を残して)、何を磨いて(あるいはそのままにして)、生きてきたんだろうね?
私も、もう、いい歳ではありますが、まだまだ、ざらざらとした手触りの角がそれなりにあるので、たぶん、一生、「磨く」という作業を止めてはいけないんだろうなあ。


最近は大雨のニュースを見ると、なんとなく髙村薫の「土の記」を思い出してしまうのですが、雨も台風も、どうか被害がなく通り過ぎますように・・・。


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プロフィール

mako

Author:mako
makoと申します。
好きな小説と音楽と日常をあれこれ綴っております。
高村薫先生の合田シリーズについては、腐女子的視点で考察その他を書いてますので、一部PW制にしています。
なお、原作者様、関係者様とは、一切関係はありません。

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